シチョウ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シチョウ」の意味・わかりやすい解説

シチョウ

囲碁用語。アタリ,アタリと相手の石を追っていき,盤端に追いつめて取る手段。中国では征と書き,日本では四丁 (白黒の石が4つの線に連なっていくところから) が語源欧米では「稲妻」「階段」などと表現したこともある。シチョウを逃げるために対角線打つ手を「シチョウアタリ」,特別な作図で盤中追回す珍しい形を「盤中シチョウ」,またアタリでなく,一手すきのまま追って取る形を「ゆるみシチョウ」などと呼ぶ。初心者をひやかす言葉に「しちょう知らずの碁打ちかな」という句がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 項目

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む