シチョウ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シチョウ」の意味・わかりやすい解説

シチョウ

囲碁用語。アタリ,アタリと相手の石を追っていき,盤端に追いつめて取る手段。中国では征と書き,日本では四丁 (白黒の石が4つの線に連なっていくところから) が語源欧米では「稲妻」「階段」などと表現したこともある。シチョウを逃げるために対角線打つ手を「シチョウアタリ」,特別な作図で盤中追回す珍しい形を「盤中シチョウ」,またアタリでなく,一手すきのまま追って取る形を「ゆるみシチョウ」などと呼ぶ。初心者をひやかす言葉に「しちょう知らずの碁打ちかな」という句がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

普及版 字通 「シチョウ」の読み・字形・画数・意味

聴】しちよう

見聞

字通」の項目を見る


張】しちよう

猛烈。

字通「」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android