シャブルネ鉱(読み)シャブルネこう

最新 地学事典 「シャブルネ鉱」の解説

シャブルネこう
シャブルネ鉱

chabournéite

化学組成AgTl−x−zPb+xSb40−x−yAsyS68鉱物。ただし,0.00<x<0.40(9),16.15(3)<y<19.11(10),0.04(4)<z<0.11(6)。三斜晶系,空間群P1,格子定数a163.46(5)nm,b426.02(10),c85.43(3),α95.86(3),β86.91(3),γ96.88(3)°,単位格子中1分子含む。シャブルネ鉱グループ。黒色,反射光での色は白,亜金属光沢,空気中での反射多色性は弱い黄白~暗黄白,異方性は強い青~緑色,赤い内部反射。反射能,27〜30(436),34〜38(497),39〜44(543),45〜50(586),42〜47%(648nm)。結晶の形,0.05mm程度の粒径,へき開なし,硬度VHN25:78〜124kɡ/mm3,比重5.104(測定値),5.121(計算値)。原産地のフランス,Jas Roux鉱床では苦灰質石灰岩を切る熱水鉱脈中にpierrotite, parapierrotite,ゲッチェライトなどのAs-Tl鉱物や閃亜鉛鉱重晶石とともに産出。イタリア,Monte Arsiccio鉱山,ロシア,Tur’insk,スイス,Lengenbachからも産出。日本では北海道洞爺財田鉱山から産出。原産地に近いChabournéou 氷河にちなみ命名

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 正明 清水

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む