シュコーデル(読み)しゅこーでる(その他表記)Shkodër

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シュコーデル」の意味・わかりやすい解説

シュコーデル
しゅこーでる
Shkodër

南東ヨーロッパ、アルバニア北部の中心都市。シュコドラともいう。人口8万3700(1991)。シュコーデル湖の南東端、アドリア海より航行可能のブーネ川近くに位置し、古代イリリア人(アルバニア人前身)の都市スコドラScodraとして興り、ローマ、ビザンティン、セルビアベネチアトルコに支配された歴史をもつ。アルバニアの宗教撲滅運動(1967)以前はカトリックの中心地でもあった。水力発電所やたばこ、皮革などの工場がある。

[大羽奎介・齋藤 厚]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む