シュトゥットガルト室内合奏団(読み)シュトゥットガルトしつないがっそうだん(その他表記)Stuttgarter Kammerorchester

改訂新版 世界大百科事典 の解説

シュトゥットガルト室内合奏団 (シュトゥットガルトしつないがっそうだん)
Stuttgarter Kammerorchester

1945年,K.ミュンヒンガーが組織したドイツ合奏団,彼は指揮を担当する。今日のバロック・ブームの先駆をなし,ビバルディの《四季》の演奏は同楽団の名声を高めた。弦楽器奏者のみで発足したこともあり,弦楽の緻密で重厚な響きには定評があり,その演奏は深い精神性と格調の高さを見せる。代表的なレパートリーバッハの《音楽の捧げもの》や《ブランデンブルク協奏曲》などである。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のシュトゥットガルト室内合奏団の言及

【ミュンヒンガー】より

…41‐43年ハノーファー交響楽団の指揮者。45年シュトゥットガルト室内合奏団を創設し,さらに66年,シュトゥットガルト古典フィルハーモニー管弦楽団を創設。とくにJ.S.バッハの演奏を得意とし,戦後のバロック音楽再評価において大きな影響力をもった。…

※「シュトゥットガルト室内合奏団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む