ミュンヒンガー(読み)みゅんひんがー(英語表記)Karl Münchinger

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミュンヒンガー」の意味・わかりやすい解説

ミュンヒンガー
みゅんひんがー
Karl Münchinger
(1915―1990)

ドイツ指揮者。生地シュトゥットガルトの音楽院で学んだのち、ライプツィヒ音楽院でアーベントロートに指揮法を学ぶ。1941年ハノーバーで指揮活動に入り、45年生地にシュトゥットガルト室内管弦楽団結成、その指揮者に就任してバロック音楽中心の演奏活動を行い、バロック音楽復興の先駆となった。56年(昭和31)同楽団と初来日。さらに66年シュトゥットガルト古典フィルハーモニーを組織ウィーン古典派の音楽にも積極的に取り組んだ。

[岩井宏之]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

太陽フレア

太陽の表面にあるしみのように見える黒点で起きる爆発。黒点の磁場が変化することで周りのガスにエネルギーが伝わって起きるとされる。ガスは1千万度を超す高温になり、強力なエックス線や紫外線、電気を帯びた粒...

太陽フレアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android