シュバルツシルト半径(読み)シュバルツシルトハンケイ

デジタル大辞泉 「シュバルツシルト半径」の意味・読み・例文・類語

シュバルツシルト‐はんけい【シュバルツシルト半径】

ブラックホールの実質的な大きさに相当する事象の地平線半径ドイツの天文学者カール=シュバルツシルトが、電荷をもたず球対称回転を伴わない重力場を記述したアインシュタイン方程式の解として導いたもので、その半径rgは、万有引力定数G天体の質量M、光速度cにより、rg=2GM/c2と表される。シュワルツシルト半径重力半径

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 地平線 事象

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android