シューシュタルの歴史的水利施設(読み)シューシュタルのれきしてきすいりしせつ

世界遺産詳解 の解説

シューシュタルのれきしてきすいりしせつ【シューシュタルの歴史的水利施設】

2009年に登録された世界遺産文化遺産)。イラン南西部フーゼスターン州に位置する。紀元前5世紀に、ダリウス1世時代に創建された。塔、ダム、橋などで構成され、カールーン川のギャルギャル運河とシャティート運河の2つの主要な運河を含み、ギャルギャル運河は製粉場に通じるトンネルを経由して、現在もシューシュタル市に水を供給している。古代イラン人の水資源の有効利用に関する卓越した技術力を示していることなどが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はShushtar Historical Hydraulic System

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む