化学辞典 第2版 「しょう乳石」の解説
しょう乳石
ショウニュウセキ
stalactite
しょう乳洞(石灰岩質の土地に,二酸化炭素を含む地下水の作用により生じた洞穴)内で,天井から下方につららのように垂れ下がった炭酸カルシウムの晶出物.これとは逆に,地上から上方に向けて成長した炭酸カルシウムの晶出物を石筍(じゅん)という.また,両者が連なってできた柱状のものを石柱という.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報