普及版 字通 の解説
19画
[字訓] まつる・のみほす
[説文解字]
[字形] 形声
声符は焦(しよう)。〔説文〕十四下に「冠娶(くわんしゆ)の禮祭なり」とあり、その酒礼をいう。返杯をしないことをといい、もと神聖・尊貴に対する礼であろう。
[訓義]
1. まつる、酒を供えてまつる。
2. 杯をうけてのみほす、のみほして返杯をしない。
3. 憔と通じ、やつれる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 マツリ 〔字鏡集〕 ヒタス・ナカテ・サカムケ・マツリ
[熟語]
▶・会▶・儀▶・供▶・告▶・祭▶・祀▶・事▶・辞▶・酒▶・章▶・禳▶・設▶・薦▶・▶・訴▶・壇▶・抜▶・婦▶・墳▶・文▶・命▶・▶
[下接語]
加・冠・再・斎・祭・三・初・章・親・設・卒・尊・符・夜
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報