共同通信ニュース用語解説 「シリア内戦」の解説
シリア内戦
中東民主化運動「アラブの春」がシリアに波及し、2011年3月に反政府デモが本格化。アサド政権の弾圧に反体制派が武装闘争を始め、内戦に陥った。死者は40万人以上とされ、多数が難民化し欧州などに流入。アサド政権は16年12月に北部アレッポを制圧し、軍事的優勢を固めた。過激派組織「イスラム国」(IS)が混乱に乗じ一時台頭。アサド政権を支えるロシアと反体制派支持のトルコが20年3月、反体制派拠点の北西部イドリブ県での停戦で合意、戦闘は近年は下火だった。(共同)
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