シリア内戦

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シリア内戦

2011年3月の反政府デモを発端に、アサド政権の武力弾圧に対して反体制派が武装闘争を始め、内戦に陥った。死者数は44万人以上とされ、数百万人規模の難民や国内避難民も生んだ。混乱の中で過激派組織「イスラム国」(IS)が台頭したが、米軍主導の掃討作戦で壊滅状態に。15年9月に軍事介入したロシアと、イランの支援も受けるアサド政権が主要都市の支配を回復し軍事的優勢を固め、反体制派は北西部イドリブ県が最終拠点となっている。(キーウ共同)

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