現代外国人名録2016 「シルベスタースタローン」の解説
シルベスター スタローン
Sylvester Stallone
- 職業・肩書
- 俳優,映画監督,脚本家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1946年7月6日
- 出生地
- ニューヨーク市ベルズキッチン
- 本名
- Stallone,Sylvester Enzio
- 学歴
- マイアミ大学演劇科中退
- 受賞
- セザール賞名誉賞(第17回)〔1992年〕,ベネチア国際映画祭監督ばんざい!賞(第66回)〔2009年〕
- 経歴
- 父はシチリアをルーツとするイタリア系アメリカ人美容師。典型的な非行少年で学校を12回も放校された。12歳の時母とフィラデルフィアに移り母の経営するボクシング・ジムでウェート・リフティングに励んでいたが、1965年スイスのジュネーブにあるアメリカンスクールに入学、ここで演劇に興味をもつ。帰国後マイアミ大学演劇科に入るが中退し、ニューヨークに戻り本格的に俳優を志す。生活のためにあらゆる仕事を体験、54回オーディションを受けるがすべて落ちる。’73年ハリウッドに移住。’75年7月6日29歳の誕生日にモハメッド・アリ対チャック・ウェップナー戦に感動し「ロッキー」の脚本を3日間で書きあげる。この脚本を持って映画会社に売り込み、’76年自らの主演で映画化、世界的に大ヒットし一躍有名になる。’78年「パラダイス・アレイ」からは監督にも進出。その後「ロッキー」はシリーズ化して大ヒットし、’82年からもう一つの人気シリーズ「ランボー」にも主演。以後、マネー・メイキング・スターとして活躍する。また製作プロダクション“ホワイト・イーグル”を創設し、’89年第1作「ロックアップ」に製作・主演。2006年ランボーシリーズ第4弾「ランボー 最後の戦場」(2008年公開)でシリーズ初の監督を務める。他の出演作に「勝利への脱出」(1980年)、「ナイトホークス」(’81年)、「ステイン・アライブ」(’83年)、「コブラ」(’86年)、「オスカー」(’91年)、「クリフハンガー」「デモリションマン」(’93年)、「スペシャリスト」(’94年)、「暗殺者」(’95年)、「デイライト」(’96年)、「コップ・ランド」(’97年)、「追撃者」(2000年)、「ドリヴン」(2001年)、「シェイド」「TAXi3」(2003年)、「ロッキー・ザ・ファイナル」(ロッキーシリーズ第6作)(2006年)、「エクスペンダブルズ」(監督も,2010年)、「リベンジ・マッチ」(2013年)など。1997年元モデルと3度目の結婚。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報