シロスミレ(読み)しろすみれ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シロスミレ」の意味・わかりやすい解説

シロスミレ
しろすみれ / 白菫
[学] Viola patrinii DC.

スミレ科(APG分類:スミレ科)の多年草。スミレに似ているが葉数は少なく2枚くらいで、葉柄は長く、花は白色ですこし紫色の筋(すじ)があり、下弁の距(きょ)は長さ約2ミリメートル。東アジアの冷湿帯に分布し、本州以西の日本では高原草地に生える。近縁種のアリアケスミレはアジア、オセアニアに広く分布し、道端などのやや湿った場所にごく普通にみられる。根は白く、葉数は多く、葉柄はしばしば葉身より短く、植物体はつねに無毛、側弁だけでなく上弁の内側にもひげ毛がある。

[橋本 保 2020年7月21日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む