シロスミレ(読み)しろすみれ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シロスミレ」の意味・わかりやすい解説

シロスミレ
しろすみれ / 白菫
[学] Viola patrinii DC.

スミレ科(APG分類:スミレ科)の多年草。スミレに似ているが葉数は少なく2枚くらいで、葉柄は長く、花は白色ですこし紫色の筋(すじ)があり、下弁の距(きょ)は長さ約2ミリメートル。東アジアの冷湿帯に分布し、本州以西の日本では高原の草地に生える。近縁種のアリアケスミレはアジア、オセアニアに広く分布し、道端などのやや湿った場所にごく普通にみられる。根は白く、葉数は多く、葉柄はしばしば葉身より短く、植物体はつねに無毛、側弁だけでなく上弁の内側にもひげ毛がある。

[橋本 保 2020年7月21日]


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