シロスミレ(読み)しろすみれ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「シロスミレ」の意味・わかりやすい解説

シロスミレ
しろすみれ / 白菫
[学] Viola patrinii DC.

スミレ科(APG分類:スミレ科)の多年草。スミレに似ているが葉数は少なく2枚くらいで、葉柄は長く、花は白色ですこし紫色の筋(すじ)があり、下弁の距(きょ)は長さ約2ミリメートル。東アジアの冷湿帯に分布し、本州以西の日本では高原草地に生える。近縁種のアリアケスミレはアジア、オセアニアに広く分布し、道端などのやや湿った場所にごく普通にみられる。根は白く、葉数は多く、葉柄はしばしば葉身より短く、植物体はつねに無毛、側弁だけでなく上弁の内側にもひげ毛がある。

[橋本 保 2020年7月21日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む