シントニクラース(その他表記)Sint-Niklaas

デジタル大辞泉 「シントニクラース」の意味・読み・例文・類語

シント‐ニクラース(Sint-Niklaas)

ベルギー北西部、東フランドル州都市。フランス語名サンニコラ。アントウェルペン南西約20キロメートルに位置する。市街中心部のマルクト広場は、同国最大の広場であり、巨大なクリスマスツリーが飾られることで知られる。シントニクラース教会、聖母教会、市庁舎などの歴史的建造物ほか、16世紀の地理学者メルカトルを記念する博物館がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「シントニクラース」の意味・わかりやすい解説

シント・ニクラース
しんとにくらーす
Sint-Niklaas

ベルギー北西部、東フランドル州北部の商工業都市。フランス語名サン・ニコラSaint-Nicolas。人口6万8473(2002)。羊毛じゅうたんメリヤス、既製服製造、工作機械などの工業が発達。市の中心にある広場(グラン・プラス)はベルギーでもっとも大きいといわれ、16世紀以来、活気ある木曜市(いち)が立つ。著名な建物としては、市の南郊にある地理学者メルカトルを記念する地図類の博物館や、シント・ニクラース教会、新旧の市庁舎などがある。

[川上多美子]

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