シーケンス層序学(読み)シーケンスそうじょがく

最新 地学事典 「シーケンス層序学」の解説

シーケンスそうじょがく
シーケンス層序学

sequence stratigraphy

地層の積み重なりがもつサイクル成因的に関連した堆積単位をもつ地層を,同時間の枠組みのなかで研究する成因論的な立場に立った層序学(H.W.Posamentier et al.,1988)。束層層序学とも。その積み重なりの単位束層ともいう。シーケンス層序学の特徴は,単に地層の上下関係とその時間を明らかにすることを目的とするのではなく,地層がいつ,どこで,どのような堆積過程で形成されたかという成因論的な解明を目的としていることである。また,シーケンス層序学は,ユースタシーと広域的な構造運動の和からなる相対的海水準変動に反応して地層が形成されるという点を基本概念としている。これらのことから堆積学,古生物学,構造地質学などのさまざまな地層科学にまたがる,地層の成因を解析する総合的な分析方法ととらえることもできる。参考文献H.W.Posamentier et al.(1988) SEPM Spec.Pub.No.42

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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