ジェイムズキング(その他表記)James King

20世紀西洋人名事典 「ジェイムズキング」の解説

ジェイムズ キング
James King


1925.5.22 -
米国のテノール歌手
ケンタッキー大学教授。
カンサス州ダッジ・シティ生まれ。
ルイジアナ州立大学、カンサス・シティ大学で声楽を学び、大学卒業後、ケンタッキー大学で音楽の教授をしていた。1961年にアメリカの声楽コンクールに優勝し、サンフランシスコの歌劇場で「カルメン」のドン・ホセを歌ってデビューした。ヨーロッパに渡り、’62年ベルリン・ドイツ・オペラのメンバーとなるなどして、第一級のテノール歌手として一流の歌劇場へ出演し、’66年にはニューヨークメトロポリタン歌劇場にも出演する。レパートリーワグナーリヒャルト・シュトラウスで、張りのある声、ドラマティックな力強さを持った歌手である。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android