20世紀西洋人名事典 「ジェラールフィリップ」の解説
ジェラール フィリップ
Gérard Philipe
1922.12.4 - 1959.11.25
フランスの俳優。
カンヌ生まれ。
本名Gérard Robert Philipe。
最初法律家を志すがM.アレグレ監督の勧めで演劇の道に進む。ニースで初舞台の後、パリのコンセルバトアールで学び1945年舞台「カリギュラ」に主役を好演、さらに’47年「肉体の悪魔」でブリュッセル映画祭の最優秀男優賞受賞、国際的スターとして不動の人気を得る。’51年以降はTNP(国立民衆劇場)に所属し「エル・シド」、「ハンブルグの王子」等名舞台を演じ、他に「花咲ける騎士道」(’52年)、「赤と黒」(’54年)、「危険な関係」(’59年)等の映画に出演、36才の若さで心臓発作により急逝。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報