ジェリーペニャロサ(英語表記)Gerry Peñalosa

最新 世界スポーツ人名事典 「ジェリーペニャロサ」の解説

ジェリー ペニャロサ
Gerry Peñalosa
ボクシング

プロボクサー 元・WBO世界バンタム級チャンピオン
生年月日:1971年8月7日
国籍:フィリピン
出生地:ネグロス島サンカルロス
別名等:本名=Geronimo Peñalosa
経歴:父や兄弟もプロボクサーで、長兄のドディボーイ・ペニャロサはIBF世界ライトフライ級・フライ級王者。6人兄弟の末っ子。幼い頃から父と兄の指導を受け、アマ戦績は7勝3敗。1989年5月プロデビュー。’90年1月IBFインターコンチネンタルライトフライ級王座を獲得。’97年2月初の世界戦でWBC世界スーパーフライ級王者の川島郭志判定で降し、王座を獲得。’98年8月4度目の防衛戦で曺仁柱(韓国)に判定で敗れ、王座を陥落。’99年6月NABA北米スーパーフライ級王座決定戦に2回KO勝ちして復帰、2000年1月WBC世界スーパーフライ級王者の曺仁柱に再び挑むが判定で退けられた。2000年5月WBCインターナショナルスーパーフライ級王座決定戦でポーン・センモラコット(タイ)を6回TKOで破り同王座を獲得(4度防衛)。2001年9月WBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守に挑戦するが判定で敗れた。2002年5月NABF北米スーパーフライ級王座を獲得。12月再び世界王者の徳山に挑むが、判定で敗れた。2004年11月WBFスーパーフライ級王座を獲得。2007年3月IBAスーパーバンタム級及びWBOスーパーバンタム級の両王座を巡りダニエル・ポンセ・デ・レオン(メキシコ)と対戦したが、判定負け。8月ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)を破りWBO世界バンタム級王座を奪取、世界王座転落から9年ぶりに2階級制覇を達成した。2009年4月3階級制覇を目指し、WBO世界スーパーバンタム級王者のファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)に挑むも9回終了後TKO負け。2010年2月WBO世界バンタム級暫定王座決定戦でエリック・モレル(プエルトリコ)と対戦するが判定負け。10月ノンタイトル戦でヨーサンケン・キアトマンミー(タイ)を4回TKOで降し、現役を引退した。通算戦績は55勝(37KO)8敗2分け。163センチの左ボクサーファイター。

出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報

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