20世紀西洋人名事典 「ジェロームカーン」の解説
ジェローム カーン
Jerome Kern
1885.1.27 - 1945.11.11
米国の作曲家。
ニューヨーク生まれ。
幼い頃から母親にピアノを学ぶ。ニューヨーク音楽カレッジ卒業。ドイツに留学。1904年帰国、音楽出版社に勤めながらショーのための曲を書く。’12年「赤いペチコート」でデビュー。’27年人種差別問題を扱い、名曲「オール・マン・リバー」を含む「ショー・ボート」を発表、現代ミュージカルの創始者といわれる。その他「ユタから来た娘」(’14年)、「5月にしては暑すぎる」(’39年)など。’33年「ロバータ」の中の「煙が目にしみる」は有名なポピュラー曲。映画音楽も作曲、’36年と’41年にアカデミー主題歌賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報