現代外国人名録2016 「ジェロームフリードマン」の解説
ジェローム フリードマン
Jerome Isaac Friedman
- 職業・肩書
- 物理学者 マサチューセッツ工科大学名誉教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1930年3月28日
- 出生地
- イリノイ州シカゴ
- 専門
- 素粒子論
- 学歴
- シカゴ大学〔1950年〕卒
- 学位
- Ph.D(シカゴ大学)〔1956年〕
- 資格
- 米国科学アカデミー会員
- 受賞
- ノーベル物理学賞〔1990年〕,パノフスキー賞〔1989年〕
- 経歴
- シカゴ大学研究員、スタンフォード大学研究員を経て、1960年マサチューセッツ工科大学に移り、助教授、準教授を経て、’67年より教授。’60年代末から’70年代初めにかけ陽子の内部構造を調べ始め、スタンフォード大学にある大型線形加速器(全身約3キロ)を使って高エネルギーの電子線を水素や重水素に照射する実験に取り組み、それまで理論的にしか知られていなかった素粒子“クオーク”の存在を実証した。この業績により、’90年ヘンリー・ケンドール、リチャード・テイラーとともにノーベル物理学賞受賞。2003年来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報