ジビルチャルトゥン遺跡(読み)ジビルチャルトゥンいせき(その他表記)Dzibilchaltun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジビルチャルトゥン遺跡」の意味・わかりやすい解説

ジビルチャルトゥン遺跡
ジビルチャルトゥンいせき
Dzibilchaltun

ユカタン半島北部にあるマヤ最大の都市遺跡の一つ。先古典期からスペイン植民地時代の直前までの 3000年にわたる諸文化と住居址様相が明らかにされた。都市の中心部には東西に走る巨大な舗装道路が設けられ,東端には「7つの人形神殿」があり,西側には中央広場を囲んで宮殿など大建造物群がある。また泉の水底からは,象形文字を刻んだ骨製の指輪や櫛,壺や仮面,ジャガーの土偶など,6000点の遺品人骨が発見された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む