20世紀西洋人名事典 「ジミーメリット」の解説
ジミー メリット
Jymie Merritt
1926.5.3 -
演奏家。
ペンシルバニア州フィラデルフィア生まれ。
1949年プロ入りし、タッド・ダメロンやB.B.キングらと演奏する。’57年ニューヨークへ進出し、’58年アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズに入り、黄金時代の一翼を担う。JMに在団した後、フリーランサーとなり、’66年マックス・ローチの下で過ごす。その後、リー・モーガンのグループを経て、ディジー・ガレスピー5に参加し、’69年同グループと来日する。再びモーガンと共演とするが、’72年モーガンの悲劇的な最期に居合わせ、そのショックで音楽活動から引退する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報