ジメチル水銀(読み)ジメチルスイギン

化学辞典 第2版 「ジメチル水銀」の解説

ジメチル水銀
ジメチルスイギン
dimethylmercury

C2H6Hg(230.66).(CH3)2Hg.塩化水銀(Ⅱ)と過剰の臭化メチルマグネシウムから合成する.無色の揮発性液体.沸点92 ℃.3.0824.1.547.エタノールエーテルに可溶,水に不溶.常温で安定である.濃いハロゲン化水素酸と反応してハロゲン化メチル水銀を生じ,ヒドロキシ基を有する化合物と反応してメチル水銀誘導体にかわる.猛毒で脳神経障害を起こす.[CAS 593-74-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む