現代外国人名録2016 「ジャンヌーヴェル」の解説
ジャン ヌーヴェル
Jean Nouvel
- 職業・肩書
- 建築家
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1945年8月12日
- 出生地
- フュメル
- 学歴
- エコール・デ・ボザール〔1971年〕卒
- 資格
- フランス建築アカデミー会員〔2002年〕
- 勲章褒章
- フランス芸術文化勲章シュバリエ章〔1983年〕, レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章〔2001年〕, レジオン・ド・ヌール勲章オフィシエ章
- 受賞
- フランス建築アカデミー銀メダル〔1983年〕,フランス建築大賞〔1987年〕「アラブ世界研究所」,銀の定規賞〔1987年〕,年間デザイナー賞〔1987年〕,「Architectural Record」誌レコード賞〔1990年〕,エケール・ダルジャン賞〔1997年〕,世界文化賞(建築部門,第13回)〔2001年〕,RIBAロイヤル・ゴールド・メダル〔2001年〕,ウルフ美術賞〔2005年〕,アーノルド・ブランナー記念賞〔2005年〕,国際ハイライズ賞〔2006年〕,プリツカー賞〔2008年〕
- 経歴
- パリ国立高等芸術学校であるエコール・デ・ボザールに1等で入学。1970年代初頭、20代半ばで建築家の資格を取得。’70年フランソワ・セニュールと共に事務所を設立。’72年G.レゼーヌ、’81年P.ソリアと共に働き、多方面で活動。’81年ミッテラン大統領の“グラン・プロジェ”の一環として計画された「アラブ世界研究所」(パリ)で実地権を獲得し、同建築で’87年建築大賞を受賞。外壁のガラスに多様な表情を持たせた斬新なハイテク建築で知られる。’91年IFA(フランス建築研究所)副所長。’93年アメリカ建築家協会(AIA)名誉会員。2001年英国王立建築家協会(RIBA)のロイヤル・ゴールド・メダルを最年少で受賞。2008年建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞。他の主な作品に「テット・デファンス」(パリ,1982年)「マス・メディア資料館・現代美術センター」(仏・ニーム,’84年)、「公共集合住宅〈ネマウサスー〉」(’85〜87年)、「第二国立劇場設計競技応募案」(東京,’86年)、「国立科学技術情報研究所」(ナンシー市,’90年)、「リヨン・オペラ座」(’93年)、「カルティエ財団」(’94年)、「トーレ・アグバル」(バルセロナ,2004年)、「ルーヴル・アブダビ」(2015年)などがある。1983年芸術家と文学家に与えられるナイト爵位を授与される。2002年日本初の作品となる電通の「汐留本社ビル」が完成。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報