すべて 

ジヤード・イブン・アビーヒ(その他表記)Ziyād ibn Abīhi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ジヤード・イブン・アビーヒ
Ziyād ibn Abīhi

[生]613頃.ターイフ
[没]673. バスラ
ウマイヤ朝イラク三大総督の一人。メッカ近郊の町ターイフのサキーフ族出身。母が奴隷で,父が不明のため,「彼の父の子」,すなわちイブン・アビーヒと呼ばれた。若くからその有能さで知られ,一時は第4代カリフ,アリーのバスラ総督でもあったが,ウマイヤ朝のムアーウィヤ1世により 665年,同じバスラ総督に任命され,670年にはクーファ総督を兼任した。ムアーウィヤ統治者としての彼の能力を評価して,彼は自分の父のアブー・スフヤーンが彼の母に生ませた子であると称したので,彼はジヤード・イブン・アビー・スフヤーンとも呼ばれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む