デジタル大辞泉 「ターイフ」の意味・読み・例文・類語 ターイフ(Ta'if) サウジアラビア西部の都市。メッカの南東約100キロメートル、標高1500メートルの高地に位置する。避暑地として知られ、夏季には政府機能が首都リヤドから同地に移される。タイフ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ターイフ」の意味・わかりやすい解説 ターイフal-Ṭā'if サウジアラビア西部にある都市。人口52万1273(2004)。標高1600mに位置し避暑地となっている。イスラム時代以前より定住者があり,今日は近代的な別荘やホテルが建設され,聖地メッカや港町ジェッダの住民が夏の酷暑を避けて訪れる。王宮があり,〈夏の首都〉ともなる。周辺の農業地帯ではブドウ,アンズなどの果物のほか野菜を産し,メッカへ出荷する。陸上交通の要地でもあり,メッカ・リヤード国道が経由し,アシール方面への道路網の起点にあたっている。執筆者:浅井 信雄 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ターイフ」の意味・わかりやすい解説 ターイフAt-Tāif サウジアラビア西部,ヒジャーズ地方の都市。メッカ南東 65km,標高 1520m以上の高原上に位置する。サウジアラビアの主要な避暑地の一つで,メッカとの間は高速道路で連絡する。預言者ムハンマドの従弟アブダッラー・イブンアッバースの墳墓がある。 1934年,イエメンとの国境画定条約調印の場所でもある。果樹栽培と織物で有名。人口 30万 (1980推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「ターイフ」の意味・わかりやすい解説 ターイフ サウジアラビアの都市。メッカの南東約64km,標高1586mにあり,夏の避暑地。宮殿があり,夏の首都でもある。各種の果物を産し,バラの産地として有名。52万1273人(2004)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by