20世紀西洋人名事典 「ジュラルディンページ」の解説
ジュラルディン ページ
Geraldine Page
1924.11.22 - 1987.6.13
女優。
ミズーリ州カークスヴィル生まれ。
1942〜45年シカゴのグッドマン演劇学校で演技を学び、その後アメリカン・シアター・ウィング等で勉強。’45年「Seven Mirrors」でデビュー。テネシー・ウィリアムズものを得意とする舞台女優として売り出した。映画界では特異な個性を持った演技派として’53年頃から積極的な活動を始め、「インテリア」(’78年)、「悪の華・パッショネイト」(’84年)等、8回もオスカーの候補に上がった。そして「バウンティフルへの旅」(’85年)でアカデミー主演女優賞を獲得。オールマイティーの実力派でエミー賞、シアター・ワールド賞も獲得した。私生活ではアレキサンダー・シュナイダーと離婚し、俳優のリップ・トーンと再婚し、二男一女がある。他の作品に「肉体のすきま風」(’61年)、「渇いた太陽」(’62年)、「おかしな結婚」(’72年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報