現代外国人名録2016 「ジュリアーノアマート」の解説
ジュリアーノ アマート
Giuliano Amato
- 職業・肩書
- 政治家 元イタリア首相
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1938年5月13日
- 出生地
- トリノ
- 学歴
- ピサ大学(法学)卒,コロンビア大学大学院(比較憲法学)〔1963年〕修士課程修了
- 経歴
- 1958年学生時代からイタリア社会党左派に属し活動。’64年社会党がキリスト教民主党(DC)政権に参加したのに反対し、共産党との統一戦線を主張してプロレタリア統一社会党(PSI)の結成に参加するが、半年後主流派社会党に復帰した。’75年からローマ大学政治学部憲法学教授。’83年以来イタリア下院議員。同年クラクシ社会党政権で官房長官に任ぜられて以後、一貫してクラクシ派に所属。’88年デミタ内閣で国庫相(蔵相)。’78年党中央委員、’89年党副書記長。’92年6月〜’93年4月首相を務め、財政再建の道筋をつけた。また“イタリア史上初めて英語を完全に話す首相”といわれた。のち政界を引退するが、’96年プローディ政権で公正取引委員会委員長に就任。’98年10月ダレーマ内閣で制度改革相を担当。’99年5月チャンピ国庫予算企画相(蔵相)の大統領就任に伴い後任に起用される。2000年4月〜2001年6月中道左派連立内閣首相。2002年2月〜2003年7月EU将来像協議会副議長。2006年5月〜2008年5月第2次プローディ内閣の内相。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報