日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジューリング」の意味・わかりやすい解説 ジューリングじゅーりんぐReinhard Süring(1866―1950) ドイツの気象学者。ハンブルクの生まれ。ベルリン大学に学んだ。1890年ベルリンの気象台に入り、1909年からポツダムの気象地磁気観測所長を務めた。1901年7月31日、気象学者でまた航空家でもあったベルソンA. Berson(1859―1942)とともに自由気球に乗って1万0800メートルまで達し、いろいろな気象観測を行った。1907年以来、ドイツの気象学雑誌『Meteorologische Zeitschrift』の編集者としても活躍した。主著に『雲』(1936)がある。[根本順吉][参照項目] | 高層気象学 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例