現代外国人名録2016 「ジョエルコーエン」の解説
ジョエル コーエン
Joel Coen
- 職業・肩書
- 映画監督・プロデューサー,脚本家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1954年11月29日
- 出生地
- ミネソタ州ミネアポリス
- 学歴
- ニューヨーク大学映画学科卒
- 受賞
- アカデミー賞監督賞・作品賞・脚色賞(第80回,2007年度)〔2008年〕「ノーカントリー」,インディペンデント・スピリット賞監督賞〔1984年〕「ブラッドシンプル」,全米映画批評家協会賞最優秀作品賞〔1985年〕「ブラッド・シンプル」,カンヌ国際映画祭パルムドール・監督賞(第44回)〔1991年〕「バートン・フィンク」,カンヌ国際映画祭監督賞(第49回)〔1996年〕「ファーゴ」,アカデミー賞オリジナル脚本賞(第69回,1996年度)〔1997年〕「ファーゴ」,シカゴ映画批評家協会賞監督賞・脚本賞〔1997年〕「ファーゴ」,D.W.グリフィス賞監督賞(第78回,1996年度)「ファーゴ」,ロサンゼルス映画批評家協会賞脚本賞(1996年度)「ファーゴ」,カンヌ国際映画祭監督賞(第54回)〔2001年〕「バーバー」,カンヌ国際映画祭グランプリ(第66回)〔2013年〕「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」
- 経歴
- 両親ともに大学教授のユダヤ系家庭で育つ。1980年弟イーサンと共同生活を始め、2人で共同で脚本を執筆。編集助手としてサム・ライミ監督の「死霊のはらわた」(’83年)などを手がけた後、’84年二人の共同脚本、イーサンの製作でハードボイルドサスペンス「ブラッド・シンプル」を初監督。早速メジャーにスカウトされ、第2作「赤ちゃん泥棒」(’87年)を20世紀フォックスで発表。’91年「バートン・フィンク」でカンヌ国際映画祭パルムドール・監督賞を受賞し、コーエン兄弟として国際的に知られるように。以後もイーサンと組んで次々と話題作を発表する。2004年の「レディキラーズ」よりイーサンと共同監督・製作・脚本で発表。2008年には「ノーカントリー」(2007年)でアカデミー賞作品賞・監督賞・脚色賞を受賞。他の監督作品に「ミラーズ・クロッシング」(1990年)、「未来は今」(’94年)、「ファーゴ」(’96年)、「ビッグ・リボウスキ」(’98年)、「オー・ブラザー!」(2000年)、「バーバー」(2001年)、「ディボースショウ」(2003年)、「バーン・アフター・リーディング」(2008年)、「シリアスマン」(2009年)、「トゥルー・グリット」(2010年)、「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(2013年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報