20世紀西洋人名事典 「ジョンゴールズワージー」の解説
ジョン ゴールズワージー
John Galsworthy
1867 - 1933.1.31
英国の小説家,劇作家。
ロンドン・ペンクラブ初代会長。
キングストン・アポン・テムズ(サリー州)生まれ。
別名ジョン・シンジョン。
1890年弁護士の資格を取るが開業せず、世界漫遊の旅に出る。やがて文筆生活に入り、1906年小説「資産家」で名声を博し、これが後に3部作「フォーサイト家物語」の第1部となり、続編「近代喜劇」(’29年)と合わせ「フォーサイト家の記録」となる。又、’06年上演された「銀の箱」で劇作家としても注目を浴びる。’21年ロンドン・ペンクラブ初代会長となり、’29年メリット勲章を受勲し、’32年ノーベル文学賞を受賞する。他の作品に「友愛」(’09年)、「黒い花」(’13年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報