20世紀西洋人名事典 の解説
ジョン・チャールズ フィールズ
John Charles Fields
1863.5.14 - 1932.8.9
米国の数学者,教育家。
元・トロント大学研究教授。
ハミルトン生まれ。
大学卒業後、ジョンズ・ホプキンズ大学で学位を取得し、フランス、ドイツに留学した。1902年にトロント大学講師となり、’23年に研究教授となる。リーマン・ロッホの定理を証明するための一般方針を示した功績があり、又、数学賞のメダルを与える事を提唱して資金面を援助し、’36年の第2回国際数学会議で第1回フィールズ賞を受賞した。著書に「Theory of the Algebraic Functions of a Complex Variable,Berlin」(’06年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報