20世紀西洋人名事典 「ジョーオーバニー」の解説
ジョー オーバニー
Joe Albany
1924.1.24 - 1988.1.12
音楽家。
ニュージャージー州アトランティック生まれ。
別名Joseph Albani。
クラシック・ピアニストとオペラ歌手の姉を持つ。10歳でアコーディオンを学んだが、ピアノに転向している。’40年代にはベニー・カーターらと共演し、ロスアンゼルスで注目を浴びる。以後25年の間は、第一線を退き、伝説のピアニストと呼ばれる。’71年に英国の批評家であるマーク・ガードナーに送ったテープがきっかけで、翌年には新作を発表し、注目を集め復帰。’75年から’80年代の初めにかけてニューヨークを中心にクラブなどで演奏。他に優秀ドキュメンタリー賞を受賞した「ジョー・オーバニー・ア・ジャズ・ライフ」という映画の主人公となった。主な作品に「ザ・ライト・コンビネーション」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報