20世紀西洋人名事典 「ジョージアンセイル」の解説
ジョージ アンセイル
George Antheil
1900.7.8 - 1959.2.12
米国の作曲家。
ニュージャージー州トレントン生まれ。
騒音音楽―打楽器主義の先駆的作曲家で、1922年ベルリンで初演されたジャズを取り入れた交響曲「ジンガレスカ」で注目を浴びた。’26年パリで初演された「バレエ・メカニック」(’24年作曲)はエレクトリック・ベル、自動車のホーン、飛行機のモーター、自動ピアノなどを打楽器群の中に取り入れて世界的反響を呼んだ。「音楽の悪童」時代を象徴する曲であったが、後に作風も静かで温和になった。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報