悪童(読み)アクドウ

デジタル大辞泉 「悪童」の意味・読み・例文・類語

あく‐どう【悪童】

いたずらがはなはだしく、手に負えない子供
[類語]悪太郎暴れん坊利かん坊いたずらっ子いたずら坊主悪たれ・悪餓鬼・餓鬼大将苛めっ子腕白やんちゃ

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精選版 日本国語大辞典 「悪童」の意味・読み・例文・類語

あく‐どう【悪童】

  1. 〘 名詞 〙 いたずらっ子。悪い子。悪太郎。
    1. [初出の実例]「この悪童を御所へまいらせ上候事は別の子細には候はず」(出典:文机談(1283頃)五)
    2. 「他人の園に入り、果実を盗むときは、常に悪童の魁首(かしら)となれり」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四)

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