ジョージサンタヤーナ(その他表記)George Santayana

20世紀西洋人名事典 「ジョージサンタヤーナ」の解説

ジョージ サンタヤーナ
George Santayana


1863.12.16 - 1952.9.26
米国の哲学者,詩人
元・ハーバード大学教授。
マドリード生まれ。
8歳の時米国にわたり、ボストンラテンスクールを経てハーバード大学を卒業した。1889年から同大学講師となり、1907年に同哲学教授に就任した。’12年ヨーロッパに渡り、主としてイタリアに住んだ。批判的実在論から出発し「存在の世界」(4巻、’27〜40年)で独自の哲学体系を形成した。数多くの著作が米国で刊行され、ドイツ流観念論に対立する唯物論的自然主義懐疑主義の強い思想が、その詩人的文章と共に大きな影響を米国社会に与えた。その他の著書に「美意識論」(1896年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む