20世紀西洋人名事典 「ジョーンフォンテイン」の解説
ジョーン フォンテイン
Joan Fontaine
1917.10.22 -
米国の女優。
東京生まれ。
本名Joan de Beauvoir de Havilland。
別名ジョーン・バーフィールド。
東京虎ノ門に生まれ、父は東京帝国大学で教鞭を取っていた英国人。姉オリビア・デ・ハビランドも女優で終生のライバルである。病弱で転地療養、サラトガで育つ。舞台に出演しながら女優を志し、MGMにスカウトされジョーン・バーフィールドの名で1935年「男子牽制」に出演、その後役に恵まれなかったが’40年「レベッカ」に主演し好評を得、’41年「断崖」でアカデミー主演女優賞受賞。清楚な美貌で演技派を志向、喜劇にも関心を持つ。他に’「ジェーン・エア」、’51年「旅愁」等の作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報