百科事典マイペディア 「ジラルド」の意味・わかりやすい解説 ジラルド フランスの女優。パリの出身。1954年フランス国立高等演劇学校を卒業,コメディフランセーズの舞台に立つ。55年,映画デビュー。60年,ビスコンティ監督の《若者のすべて》(アラン・ドロンと共演)で国際的な注目を集める。65年,《マンハッタンの哀愁》(マルセル・カルネ監督)でベネツィア国際映画祭女優賞を受賞,演技派女優として不動の評価を得た。セザール賞の女優賞と女優助演賞をあわせて三度受賞している。晩年はアルツハイマー病に苦しんだ。夫は俳優のレナート・サルバトーリ。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報