20世紀西洋人名事典 「ジーノセベリーニ」の解説
ジーノ セベリーニ
Gino Severini
1883.4.7 - 1966.2.26
イタリアの画家,美術評論家。
コルトナ生まれ。
ローマでバラに師事した後、1906年パリに移り、生涯のほとんどを同地で過ごす。’10年マリネッティ、ボッチョーニとともに未来派画家宣言をし、「モニコのパンパン踊り」などを発表する。ピカソ、ブラックとの交友からキュビスムの影響を受けたが、後には新古典主義的作風に転向する。’35年ローマ・クァドリエンナーレ、’50年にはヴェネツィア・ビエンナーレで受賞し、代表作に「北西メトロ」(’12年)などがある。また、「キュビスムから古典主義へ」(’21年)などの著書もある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報