じ状岩(読み)じじょうがん(その他表記)oölitic rock

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「じ状岩」の意味・わかりやすい解説

じ状岩
じじょうがん
oölitic rock

径が 0.3~2mmぐらいの魚の卵に似た粒子の集合した岩石石灰岩の場合が多い。貝や石英破片のまわりに石灰石が沈殿したもの。魚卵状粒子はウーライトといい,現在でも強い海流のある,ごく浅い暖海で形成されるところがある。日本では中性層に多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android