スキポール空港(読み)すきぽーるくうこう(英語表記)Schiphol Luchthaven

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スキポール空港」の意味・わかりやすい解説

スキポール空港
すきぽーるくうこう
Schiphol Luchthaven

オランダ、アムステルダム市郊外にある国際空港。同市都心部南西約15キロメートルに位置する。19世紀の干拓地であるハールレマーメーア・ポルダーの北端部につくられた。1916年に軍用飛行場として開設されたが、1920年には民間定期便の発着を開始した。面積2678ヘクタール。長さ3800メートル、3500メートル、3453メートル、3400メートル、3300メートル、2014メートルの6本の滑走路を有する。2010年における年間発着回数は40万2372回、利用客数は4521万1749人であった。オランダの表玄関に相当する空港であり、名称は「船の墓場」の意で、かつては海であったことを示している。空港アクセス鉄道により主要なオランダの大都市と結ばれている。

青木栄一・青木 亮]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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