スクアラン

デジタル大辞泉 「スクアラン」の意味・読み・例文・類語

スクアラン(squalane)

スクアレン水素を加えた物質。保湿クリームなどに使われる。スクワラン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「スクアラン」の解説

スクアラン
スクアラン
squalane

メチル基を6個(2,6,10,15,19,23位)もつC30H62(422.82)のイソパラフィン.スクアレンニッケル触媒により水素化し,減圧蒸留すると得られる.無色の油状液体.沸点274 ℃(1333 Pa),248 ℃(666 Pa).凝固点 -63 ℃.0.8098.1.4535.水,メタノールエタノールに不溶,エーテルに微溶,ベンゼン,石油エーテルに易溶.不凍性精密機械油,化粧品原料,ガスクロマトグラフィー用固定相液体などに用いられる.[CAS 111-01-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android