スタビアエ(その他表記)Stabiae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スタビアエ」の意味・わかりやすい解説

スタビアエ
Stabiae

古代イタリアのカンパニア (カンパーニア) の都市オスク人によって建てられ,前 90年の同盟市戦争ではローマと戦った。 L.スラに敗れ,ローマに協力したヌケリア領となる。医療に効があるといわれる泉が有名で多く別荘が建てられた。 79年ベズビオ火山爆発滅亡当地にいたプリニウス (大)もこのとき死んだ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 プリニウス

世界大百科事典(旧版)内のスタビアエの言及

【カステランマレ・ディ・スタビア】より

…人口7万0317(1981)。古称スタビアエStabiae。ローマ時代からの水源地で,28種もの鉱泉を有する。…

※「スタビアエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む