スタヴィスキー事件(読み)スタヴィスキーじけん(その他表記)Stavisky

旺文社世界史事典 三訂版 「スタヴィスキー事件」の解説

スタヴィスキー事件
スタヴィスキーじけん
Stavisky

1933年に起こったフランス政府の汚職事件
小都市の銀行がスタヴィスキーを主犯に多額の不法市公債を発行して破産したことから,政財界の腐敗露見右翼団体が急進社会党ショータン内閣を攻撃し,1934年内閣は辞職。右翼の台頭は,以後の人民戦線運動の出発点となった。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む