食器・調理器具がわかる辞典 「スチームオーブンレンジ」の解説 スチームオーブンレンジ 水蒸気を100℃以上の高温状態にした過熱水蒸気を用いて加熱する調理機器。オーブンに比べて、食材の内部まで熱が通りやすく、電子レンジに比べて、乾燥しにくい。余計な油分・塩分を取り除き、失われがちな栄養素を維持しながら調理できるのが特徴。従来は業務用として使われてきたが、2002年に松下電器産業(現・パナソニック)が家庭用のスチームオーブンレンジを製品化した。以後、多くのメーカーのオーブンレンジにスチーム機能が搭載された。◇和製語。スチーム(steam)+オーブン(oven)+レンジ(range)。 出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報