現代外国人名録2016 「スティーブンオカザキ」の解説
スティーブン オカザキ
Steven Okazaki
- 職業・肩書
- 映画監督・プロデューサー
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1952年
- 出生地
- カリフォルニア州ロサンゼルス
- 受賞
- アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞(第63回,1990年度)〔1991年〕「待ちわびる日々」,エミー賞(ドキュメンタリー部門)〔2008年〕「ヒロシマ・ナガサキ」
- 経歴
- 祖父母が愛媛県出身の日系3世。大学卒業後、音楽活動を経て、映画製作に取り組む。1982年日系人被爆者を取り上げた作品「生存者たち」で監督デビュー。’85年第二次大戦中に日系人集団収容に抵抗した3人の男を描いた映画「未だ終わっていない事件」を監督し、アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネート。’87年日本で大江健三郎、戸川純、勅使河原三郎、沼田元気などに取材したドキュメンタリー作品「HUNTING TIGER」を監督。’90年初の長編劇映画「リビング・オン・TOKYO・タイム」が日本で公開される。’91年第二次大戦中に米国で起きた日系人強制収容問題を取り上げた記録映画「待ちわびる日々」でアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞。2007年広島と長崎への原爆投下をテーマにした長編ドキュメンタリー「ヒロシマ・ナガサキ」(原題・「白い光/黒い雨」)を監督・製作・編集、2008年のエミー賞を受賞した。他の作品に「Life Was Good:The Claudia Paterson Story」(’96年)、「Rehab」「マッシュルーム・クラブ」(2005年)、「The Conscience of Nhem En」(2008年)など。来日多数。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報