ステロイドミオパシー(読み)すてろいどみおぱしー

家庭医学館 「ステロイドミオパシー」の解説

すてろいどみおぱしー【ステロイドミオパシー】

 クッシング症候群原発性(げんぱつせい)アルドステロン症などで副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンステロイド)の分泌が過剰になると、筋力が低下したり、筋肉萎縮(いしゅく)してきたりします。
 このような、副腎皮質ホルモンの分泌が過剰であることが原因でおこる筋肉の異常を、ステロイドミオパシーといいます。
 このような症状は、副腎皮質ホルモンを長期間にわたって服用していたときにもおこります。
 なお、ミオパシー(ミオパチー)とは、筋肉の異常や病気を表わすことばです。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android