ステロイドミオパシー(読み)すてろいどみおぱしー

家庭医学館 「ステロイドミオパシー」の解説

すてろいどみおぱしー【ステロイドミオパシー】

 クッシング症候群原発性(げんぱつせい)アルドステロン症などで副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンステロイド)の分泌が過剰になると、筋力が低下したり、筋肉萎縮(いしゅく)してきたりします。
 このような、副腎皮質ホルモンの分泌が過剰であることが原因でおこる筋肉の異常を、ステロイドミオパシーといいます。
 このような症状は、副腎皮質ホルモンを長期間にわたって服用していたときにもおこります。
 なお、ミオパシー(ミオパチー)とは、筋肉の異常や病気を表わすことばです。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android