ストロファンチジン

化学辞典 第2版 「ストロファンチジン」の解説

ストロファンチジン
ストロファンチジン
strophanthidin

C23H32O6(404.50).ステロイド強心性配糖体のアグリコン.キョウチクトウ科Strophanthusより得られるシマリン,k-ストロファンチンなどの酸または酵素による加水分解により得られる.斜方状晶(水-メタノール).融点171~175 ℃,融点230 ℃ の結晶もときには得られる.+43.1°(メタノール).水に難溶,有機溶媒可溶.元来,アフリカ原住民の毒矢に使われていた.LD100 0.337 mg/kg(ネコ,静注).[CAS 66-28-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む