改訂新版 世界大百科事典 「スネレン」の意味・わかりやすい解説
スネレン
Hermann Snellen
生没年:1834-1908
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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オランダの眼科学者。ユトレヒト大学を卒業して医師となり、眼科学をドンデルスF. C. Donders(1818―1889)に師事して学び、多くの眼生理学的研究業績をあげた。とくに、試視力表の研究は有名で、日本へは明治初年輸入され、1884年(明治17)青木純造はこれに倣って「斯氏試視力表(二脚鉤形表)」を考案し、これは広く使用され、1889年再版された。師ドンデルスの女婿(じょせい)で、その後を継いでユトレヒト大学眼科学教授となった。
[福島義一]
『山賀勇著『世界眼科史と日本眼科史』(『日本眼科全書 第1巻』1954・金原出版)』
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...