すぱすぱ(読み)スパスパ

デジタル大辞泉 「すぱすぱ」の意味・読み・例文・類語

すぱ‐すぱ

[副]
たて続けにタバコを吸うさま。「タバコをすぱすぱ(と)吸う」
手際よく、たて続けに切るさま。「大根すぱすぱ(と)切る」
ためらわずにどんどん物事を行うさま。「問題すぱすぱ(と)片づける」
[類語]ぷかぷかぷかりぷかり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「すぱすぱ」の意味・読み・例文・類語

すぱ‐すぱ

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. さかんにタバコを吸うさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「渚より遠見番所の灯も暮て〈龍眠〉 たばこすぱすぱ猿雀ども〈存義〉」(出典:俳諧・江戸新八百韻(1756))
  3. たやすく、またはためらわずに、物事を行なうさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「此間の鉢に水を張って置いて、茎を短かく切って、すぱすぱ放り込んだ」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む