スパソエフフィミエフ修道院(読み)スパソエフフィミエフシュウドウイン

デジタル大辞泉 の解説

スパソエフフィミエフ‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【スパソエフフィミエフ修道院】

Spaso-Evfimiev monastïr'Спасо-Евфимиев монастырь》ロシア連邦西部、ウラジーミル州の都市スーズダリにある修道院。14世紀半ばに創設。17世紀にロシアポーランド戦争の際に破壊された後、12の塔がある城壁が築かれ、要塞としての役割が付された。中心となるスパソプレオブラジェンスキー聖堂は七つの玉ねぎ型の屋根を持ち、内部は17世紀に描かれた鮮やかな青を基調とするフレスコ画で装飾されている。ほかに、鐘楼、ブラゴベシチェンスカヤ教会、ウスペンスカヤ教会、懲罰室などがあり、1992年に「ウラジーミルとスーズダリの白亜の建造物群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android